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インビザライン
(マウスピース矯正)について

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© Séra Dental Clinic

invisalignインビザライン
(マウスピース矯正)

インビザラインについて

矯正歯科

✽近年は痛みが少なく目立ちにくいマウスピース矯正を希望される方が増えてきています。
様々なマウスピース型の矯正装置がある中でインビザラインに限ってはほぼ全ての歯並びに対応可能ですが、一部の患者さまにおいては従来のワイヤーを使用した矯正方法の方が適している場合もあります。
その様な事例もふまえて最適な治療方法のご提案をさせて頂きます。

矯正歯科

当院での矯正治療に関しては実績の面で最も優れた米国アラインテクノロジー社製のインビザライン®というマウスピース型矯正装置のみに特化した矯正治療を行っております。
矯正治療相談ではマウスピース矯正とはどの様な治療方法なのかの説明から,模型や当院での治療の実例写真等を実際にご覧いただきながら詳しくご説明いたします。

よくある質問例です
  • マウスピース矯正とはどの様なものか
    矯正治療に必要な一枚一枚微妙に形の異なった透明の薄いマウスピース(アライナー)を基本的に1日20時間以上装着し、一週間程度で順番にアライナーを新しいものに交換しながら歯並びを整えていく矯正方法です。歯並びの程度やどの程度歯を動かすかによってアライナーの総数は変わってきます。
  • マウスピースでの矯正治療が適しているかどうか
    インビザライン矯正は、ほぼ全ての歯並びに対して治療が可能ですが、歯並びの程度によってはリスク面や治療期間等を考えるとワイヤーを使用した従来の矯正方法の方が適している場合があります。当院においてはマウスピースに移行する前等に術前矯正として補助的にワイヤー装置を使用する事はありますが、ワイヤー装置のみでの矯正は現段階では行っておりません。
  • 他院で説明を聞いたが解りにくかった、しっくりこず疑問点がある、別の意見も聞きたい
    医師により矯正治療の考え方は様々であり、これが正解と言ったものはありません。治療費はもちろん、治療期間も年単位となる事から、通院のし易さや治療中のフォロー面等を十分考慮し、ご自身が十分納得された上で決められるのが良いでしょう。
  • 他の色々なマウスピース矯正との違いが分からない
    様々なメーカーが取り扱いっているマウスピース矯正治療の中において、奥歯のかみ合わせや審美面においてトータルでの歯並びの改善を希望されるのであれば、現時点においては世界中で使用されて症例実績も豊富であるインビザライン一択と言えます。他社の物は前歯のみや部分的な歯並びの改善程度にしか対応していないものがほとんどです。
  • 前歯だけや部分的な矯正でも大丈夫か
    どの程度まで歯並びを改善されたいかによります。軽度な矯正であれば十分可能な場合もありますが、歯並びの程度によっては妥協や無理が生じます。
  • ワイヤー矯正と比較しての違い
    従来のワイヤー矯正と比較して装置が目立ちにくい、痛みが少ない、取り外せるので食事制限が無い、歯磨きがしやすい等がありますが、患者さん主体の矯正方法なので、治療の成功は患者さん自身のコンプライアンスが重要となります。
  • 抜歯の必要性、治療の進め方、治療期間について
    スペース確保のために親知らずは抜いてもらう事が多いです。治療の進め方や期間は個々の歯並びの状態によります。術前に検査を行い総合的に判断した上で詳細に説明いたします。
  • 治療途中で引っ越しや就職、転勤、転職等で住居が遠方になった場合でも大丈夫か
    治療途中のチェックは安定してくれば2~3ヶ月に一度程度なので、その間隔で通院出来るのであれば基本的に可能です。また、学生さんに多い矯正途中に海外に短期留学される方、矯正終了前に卒業して遠方に行かれる方等もいらっしゃいますので、その様なケースにおいてもご相談の上きちんとフォローさせて頂いています。
  • 治療期間や費用はどのくらいかかるのか、支払い方法についてはどの様な方法があるか
    治療期間は歯並びの程度や来院頻度、治療の進捗状況にもよりますが、軽度なものであれば数カ月程度、重度なものに至っては3年以上必要とされるケースもありますが、平均的に1年半〜2年程度必要とされる方が多いです。支払い方法は頭金のみ一括でのお支払いが必要です。残りは現金、カード、デンタルローン、来院ごとのお支払い(金利なし)が可能となります。治療費の詳細に関しては別ページの[インビザラインマウスピース矯正治療価格表]をご参照ください。
  • その他
    来院時にお尋ねください。

✽インビザラインマウスピース矯正は目立ちにくく取り外しが出来るメリットがある反面、食事時以外は常に装着しておく必要があります。コンプライアンスのもとの自己管理が治療を成功に導く大切な要因となります。

✽現状の歯並びの状態を認識して頂きたいのが大事であり、矯正治療を強要したりするようなことはありませんので安心してご相談ください。
✽即決を求める様な事もありませんので一旦持ち帰られても大丈夫です。

✽治療相談に関しては何回お越し頂いても費用は発生致しません。
✽無料相談は当院HP内の写真貼付が可能な問い合わせページからでも受け付けております。画像のみでの判断となりますので簡易的な診断となりますが、お忙しい方はそちらもご活用ください。

精密検査に必要な資料

現状の歯型採り

現状の歯並びを石膏模型にして立体的に噛み合わせの確認をし、治療の判断材料とするために必要です。

歯形の写真
パノラマレントゲン撮影

虫歯や歯根の状態、骨の状態、埋まっている親知らずの有無等、口腔内全体を把握する大きなレントゲンです。

頭部X線(セファロ)撮影

頭部X線(セファロ)撮影なしの矯正治療は設計図がない状態と同じ様なものであり、矯正治療においては必須のレントゲンです。首から上を正面、横向きと2枚撮影します

口腔内写真・顔貌写真

現状の歯並びの状態を数ヶ所の方向から撮影し記録します。顔貌写真については治療後は特に口元の辺りが大きく変化するため、術前の全体的なバランスや笑った際のリップラインの記録等で必要となります。

CT撮影

パノラマレントゲンでわからない顎の骨の厚み等の3次元的な情報が必要な場合に撮影します。

✽資料採りは約30分程度必要となります。
✽以上の資料を基に次回お越し頂いた際に診断結果をご説明します。

治療計画の立案

矯正歯科矯正歯科

インビザラインマウスピース矯正においてはクリンチェックと呼ばれるデジタルの3Dシュミレーションデータを作製、それを設計図として歯をどの様に動かしていくかの治療の計画を立てます。

このシュミレーションデータは患者様側にとっても、治療過程の歯の動きや最終的な歯並びを実際に画像として認識して頂けることより、より現実的に治療についてご検討いただく事が可能です。
当院では通常の粘土状の材料を使用しての型どりとは異なり、比較的負担の少ない口腔内3DスキャナーiTero element(アイテロエレメント)使用して現状の歯並びの正確なスキャニングを行い、シュミレーションデータを作製します。

✽歯茎が著しく腫れていたり大きな虫歯が多数存在する等、口腔内の状態が矯正治療に支障があると判断した場合は先ず治療が優先となります。
✽歯並びの程度によってはマウスピース装置と併用して一時的にワイヤー装置を使用したり、補助的な装置の使用が望ましい場合があります。その様なケースにおいても詳細に説明させていただきます。
✽口腔内スキャンまで行うとシュミレーションデータ作製代が発生します。

矯正歯科
矯正歯科

シュミレーションデータによる最終的な治療方針の説明

矯正歯科

シュミレーションデータを一緒に確認して頂きながらの最終的な説明となります。
当院では戻ってきたシュミレーションデータをそのまま使用する様な事は行いません。
戻ってきたスキャンデータをもとにマウスピース矯正に精通した医師が経験とデータをもとに細かな数値の修正を行い、より効率的に、確実性と安全性を重視した患者様に最も最適な治療計画へと変更していきます。
これは戻ってきたままのデータというのは残念ながら患者様に最も適したデータではないことが多々あり、特に難しい症例に関しては必ずと言っていいほどデータの修正を行わなければ最終的に中途半端な歯並びで終わってしまうことはもちろん、治療がなかなか終わらなかったり、途中で予想外のトラブルが起こったりといった様な事態を招きやすくなる事からも必ず行わないといけない必須の作業です。

✽治療について患者様が理解し、納得されるまで治療を開始することはありません。ご不明点がありましたら専門的な内容を含め、どのようなことでもお尋ねください。
✽患者様の了解を得られた時点で初めてマウスピースの発注、矯正治療の開始となります。

初マウスピースお渡し時に行う内容

・マウスピースの取り外しの練習
・これからマウスピース矯正を始めるにあたっての注意点、次回の通院日時の決定等

次回以降の来院時に行う内容

・マウスピースと歯の適合状態の確認
・歯が計画通り動いているか確認
・かみ合わせの確認と調整
・必要に応じてアタッチメント※やIPR※の装着・撤去・処置
・補助装置が必要な場合は設置、調整
・定期的に口腔内の写真撮影
・治療経過に合わせて必要な場合に口腔内スキャン
・口腔内の衛生管理(クリーニング)

  • アタッチメントとは

    2つ目以降のマウスピースから、歯の表面に樹脂で白い突起をつけて、マウスピース矯正での歯の移動をより効果的にさせるための補助装置です。色も歯と同色で目立ちません。
    症状や経過に応じてアタッチメントを装着したり除去したりします。

  • IPRとは

    歯のエナメル質をわずかに削ることで、スペースを増やして抜歯を回避したり、左右の歯の形態を整えるために行う処置です。エナメル質の厚さは約2mmあり、削るのは約0.2〜0.3mmでエナメル質の厚みの1/10から1/3以下です。
    これが原因で歯が悪くなったり虫歯になるという研究結果報告はありません。むしろ再石灰化を引き起こし虫歯に強くなるという報告もあります。

保定装置について

✽保定装置は有料となります。
✽保定装置は基本的にマウスピース型の装置となります。材質も矯正治療中に使用していたマウスピースより若干厚めの耐久性のある素材でなければすぐに伸びてしまい効果が落ちてしまう事より当院ではクオリティーの高いインビザラインと同じアラインテクノロジー社製の保定装置ビベラリテーナーを推奨しています。

ビベラリテーナーのイラスト ビベラリテーナーの画像

✽保定期間は口腔内の状態によって異なりますが、一般的に3年程度です。
✽矯正終了直後からは保定装置を一日15時間~20時間程度装着して頂き、2年目、3年目となるにつれて時間を少なくしていきます。
✽矯正治療を行った後の歯は何もしないと必ずと言ってよいほど元に戻ろうとする力が大きく作用し、歯並びが乱れてきます。矯正治療をしたきれいな歯並びを維持するために保定は必ず行う様にしましょう。

マウスピース矯正インビザラインは患者様のご理解とご協力がなければ良い結果も生まれません。
当院では歯並びの程度に関係なく資料採取は必ず行い、それをもとに時間をかけて丁寧に説明させて頂いた上で患者様がインビザライン矯正に関して十分にご理解、ご納得された上において矯正治療を始めて頂くようにしています。