インビザライン
(マウスピース矯正)について
invisalign
© Séra Dental Clinic
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✽近年は痛みが少なく目立ちにくいマウスピース矯正を希望される方が増えてきています。
様々なマウスピース型の矯正装置がある中でインビザラインに限ってはほぼ全ての歯並びに対応可能ですが、一部の患者さまにおいては従来のワイヤーを使用した矯正方法の方が適している場合もあります。
その様な事例もふまえて最適な治療方法のご提案をさせて頂きます。
当院での矯正治療に関しては実績の面で最も優れた米国アラインテクノロジー社製のインビザライン®というマウスピース型矯正装置のみに特化した矯正治療を行っております。
矯正治療相談ではマウスピース矯正とはどの様な治療方法なのかの説明から,模型や当院での治療の実例写真等を実際にご覧いただきながら詳しくご説明いたします。
✽インビザラインマウスピース矯正は目立ちにくく取り外しが出来るメリットがある反面、食事時以外は常に装着しておく必要があります。コンプライアンスのもとの自己管理が治療を成功に導く大切な要因となります。
✽現状の歯並びの状態を認識して頂きたいのが大事であり、矯正治療を強要したりするようなことはありませんので安心してご相談ください。
✽即決を求める様な事もありませんので一旦持ち帰られても大丈夫です。
✽治療相談に関しては何回お越し頂いても費用は発生致しません。
✽無料相談は当院HP内の写真貼付が可能な問い合わせページからでも受け付けております。画像のみでの判断となりますので簡易的な診断となりますが、お忙しい方はそちらもご活用ください。
現状の歯並びを石膏模型にして立体的に噛み合わせの確認をし、治療の判断材料とするために必要です。
虫歯や歯根の状態、骨の状態、埋まっている親知らずの有無等、口腔内全体を把握する大きなレントゲンです。
頭部X線(セファロ)撮影なしの矯正治療は設計図がない状態と同じ様なものであり、矯正治療においては必須のレントゲンです。首から上を正面、横向きと2枚撮影します
現状の歯並びの状態を数ヶ所の方向から撮影し記録します。顔貌写真については治療後は特に口元の辺りが大きく変化するため、術前の全体的なバランスや笑った際のリップラインの記録等で必要となります。
パノラマレントゲンでわからない顎の骨の厚み等の3次元的な情報が必要な場合に撮影します。
✽資料採りは約30分程度必要となります。
✽以上の資料を基に次回お越し頂いた際に診断結果をご説明します。
インビザラインマウスピース矯正においてはクリンチェックと呼ばれるデジタルの3Dシュミレーションデータを作製、それを設計図として歯をどの様に動かしていくかの治療の計画を立てます。
このシュミレーションデータは患者様側にとっても、治療過程の歯の動きや最終的な歯並びを実際に画像として認識して頂けることより、より現実的に治療についてご検討いただく事が可能です。
当院では通常の粘土状の材料を使用しての型どりとは異なり、比較的負担の少ない口腔内3DスキャナーiTero
element(アイテロエレメント)使用して現状の歯並びの正確なスキャニングを行い、シュミレーションデータを作製します。
✽歯茎が著しく腫れていたり大きな虫歯が多数存在する等、口腔内の状態が矯正治療に支障があると判断した場合は先ず治療が優先となります。
✽歯並びの程度によってはマウスピース装置と併用して一時的にワイヤー装置を使用したり、補助的な装置の使用が望ましい場合があります。その様なケースにおいても詳細に説明させていただきます。
✽口腔内スキャンまで行うとシュミレーションデータ作製代が発生します。
シュミレーションデータを一緒に確認して頂きながらの最終的な説明となります。
当院では戻ってきたシュミレーションデータをそのまま使用する様な事は行いません。
戻ってきたスキャンデータをもとにマウスピース矯正に精通した医師が経験とデータをもとに細かな数値の修正を行い、より効率的に、確実性と安全性を重視した患者様に最も最適な治療計画へと変更していきます。
これは戻ってきたままのデータというのは残念ながら患者様に最も適したデータではないことが多々あり、特に難しい症例に関しては必ずと言っていいほどデータの修正を行わなければ最終的に中途半端な歯並びで終わってしまうことはもちろん、治療がなかなか終わらなかったり、途中で予想外のトラブルが起こったりといった様な事態を招きやすくなる事からも必ず行わないといけない必須の作業です。
✽治療について患者様が理解し、納得されるまで治療を開始することはありません。ご不明点がありましたら専門的な内容を含め、どのようなことでもお尋ねください。
✽患者様の了解を得られた時点で初めてマウスピースの発注、矯正治療の開始となります。
・マウスピースの取り外しの練習
・これからマウスピース矯正を始めるにあたっての注意点、次回の通院日時の決定等
・マウスピースと歯の適合状態の確認
・歯が計画通り動いているか確認
・かみ合わせの確認と調整
・必要に応じてアタッチメント※やIPR※の装着・撤去・処置
・補助装置が必要な場合は設置、調整
・定期的に口腔内の写真撮影
・治療経過に合わせて必要な場合に口腔内スキャン
・口腔内の衛生管理(クリーニング)
2つ目以降のマウスピースから、歯の表面に樹脂で白い突起をつけて、マウスピース矯正での歯の移動をより効果的にさせるための補助装置です。色も歯と同色で目立ちません。
症状や経過に応じてアタッチメントを装着したり除去したりします。
歯のエナメル質をわずかに削ることで、スペースを増やして抜歯を回避したり、左右の歯の形態を整えるために行う処置です。エナメル質の厚さは約2mmあり、削るのは約0.2〜0.5mmでエナメル質の厚みの1/10から1/3以下です。
これが原因で歯が悪くなったり虫歯になるという研究結果報告はありません。むしろ再石灰化を引き起こし虫歯に強くなるという報告もあります。
✽保定装置は有料となります。
✽保定装置は基本的にマウスピース型の装置となります。材質も矯正治療中に使用していたマウスピースより若干厚めの耐久性のある素材でなければすぐに伸びてしまい効果が落ちてしまう事より当院ではクオリティーの高いインビザラインと同じアラインテクノロジー社製の保定装置ビベラリテーナーを推奨しています。
✽保定期間は口腔内の状態によって異なりますが、一般的に3年程度です。
✽矯正終了直後からは保定装置を一日15時間~20時間程度装着して頂き、2年目、3年目となるにつれて時間を少なくしていきます。
✽矯正治療を行った後の歯は何もしないと必ずと言ってよいほど元に戻ろうとする力が大きく作用し、歯並びが乱れてきます。矯正治療をしたきれいな歯並びを維持するために保定は必ず行う様にしましょう。
マウスピース矯正インビザラインは患者様のご理解とご協力がなければ良い結果も生まれません。
当院では歯並びの程度に関係なく資料採取は必ず行い、それをもとに時間をかけて丁寧に説明させて頂いた上で患者様がインビザライン矯正に関して十分にご理解、ご納得された上において矯正治療を始めて頂くようにしています。